初めてのヒッチハイクは八王子から
2006年9月、友人の誘いでヒッチハイク旅行をすることになりました(詳細:ヒッチハイクのきっかけ)。 綺麗な星でも見に行こうということで、とりあえずの目的地は山梨県の清里。 別の友人に餞別としてスケッチブックを買ってもらい、八王子駅前からスタートすることにしました。
八王子から清里の近くまでは甲州街道一本で行くことができます。 ルート自体は簡単なのですが、ヒッチハイク自体が初めてなので上手くいくかどうか不安・・・というよりも、それ以前に「本当にヒッチハイクやっちゃうの?」という気持ちが強かったです。 軽いノリで決断したはいいものの、いざ当日になるとちょっとしたためらいがありました。
しかし中止するわけにもいかないので、行先を「山梨」として、いざヒッチハイク開始。 いきなり恥ずかしさはピークに達するものの、「ここでやめるわけにはいかない」ということで30分ほど続けました。 途中、自分たちと同世代の若者グループに車内から指をさされながら大爆笑されて、「俺たちなにやってんだろ・・・」と挫折モードになるものの、場所を変えて頑張ることにしました。
うまくいかないので場所を変えて・・・
地図を見ると、すぐ近くに中央高速の八王子インターがあることがわかったので、高速に乗る車を狙うために甲州街道ではなく国道16号に移動しました。 しかし、30分ほど続けてもやはり1台も止まりません。 横を通過していくママチャリの主婦に物珍しそうに見られたり、我々を客と間違えたタクシーが止まりそうになったりはしました・・・。
そして再び場所を変えることに。国道16号を離れ、甲州街道に戻って西方面へ歩きました。 西八王子駅近くまできたところでヒッチハイクを再開しました。 そしてわずか3分後、1台の車がこちらをじろじろ見ながらゆっくり通り過ぎ、その先の赤信号で止まりました。 すぐさま、友人がダッシュして運転手に訴えかけました。 そして、窓が開いて運転手が一言、「いいよ」と。
人生初のヒッチハイク成功は26歳男性
ヒッチハイク開始から1時間以上が経過しており、あきらめ半分での再開だったので、乗せてもらえた時はあまりの嬉しさでテンションMAXになりました。 おそらく、ヒッチハイクした場所がよかったのだと思います(参考:ヒッチハイクする場所)。 乗せてくれたのは日産CUBEの26歳男性。 八王子の職場から上野原の自宅へ帰る途中でした。
簡単にお互いの情報を質問し合った後に「なぜ乗せてくれたのですか?」とたずねてみました。 それに対する答えは「ん〜〜〜、なんとなく・・・。」と。 信号待ちしているところを必死にお願いされたので、特に断る理由もなく乗せてくれたようです。 30分ほどで上野原に着き、コンビニの前で降ろしてもらいました。
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