清里 ヒッチハイク

双葉から清里へ

サービスエリアでのヒッチハイク

SAはねらい目 双葉SAは一般道から歩いて進入することができます(スマートICというらしい)。 そこで、私たちはサービスエリアに駐車している車に直接声をかけてヒッチハイクをすることにしました。 ボードに「清里」と書いて片っ端からアタックすることにしたのです。

1台目、「(おかしい人を見る目で)無理です・・・ごめんなさい・・・」。
2台目、「すいません無理です」。
3台目、無言で「ガチャ(ドアを閉める音)」。

社会の厳しさを叩き込まれた心境でした。 特に3台目の方の対応はショックでした。 しかし、常識的に考えてヒッチハイクをしている人が普通じゃないわけですから、仕方のないことです。

そして気を取り直して4台目、「おおいいよ、乗りなさい」。 4台目にしてヒッチハイク成功です。成功率25%ですから、路上でのヒッチハイクよりも効率的だということがわかりました。

乗せてくれたのは、千葉県から来ていたご夫婦。 既にリタイアされており、八ヶ岳に所有している畑へ行く途中とのことでした。 旦那様は四国出身で、若いころに私たちと同じようにヒッチハイクで旅をしたことがあるそうです。 ヒッチハイカーを乗せるのも私たちが初めてではなく、"たまに乗せる”とのことでした。 自分がヒッチハイクをしていた分、乗せることにも積極的なのでしょう。

清里と八ヶ岳への分かれ道付近のコンビニで降ろしてもらい、また次の車を捕まえることにしました。

清里の別荘へ

行先を「清里」にして、すぐにヒッチハイクを再開しました。 そして、わずか3分たらずで1台のワンボックスカーが止まりました。 そこは田舎の一本道であり、ほとんどの車が清里へ向かっているため、早く捕まったのだと思います。

乗っていたのは、60代とおぼしきご夫婦。 東京都日野市から清里の別荘へ向かっているところでした。 なんとお二人のご厚意で別荘で休憩させていただけることにもなりました。

ログハウス風の別荘の中は広く、暖炉までありました。 翌日に知人を集めて音楽会をするらしく、もしよかったらと私たちも招待してくださいました。 私たちのその後の予定はいっさい空白だったので、もし明日も清里に滞在していたら参加させていただくということで、別荘をあとにしました。

清里観光

清里は当初の目的地だったので、とりあえず清里観光をすることにしました。 レンタサイクルで山中を駆け巡り、レストランでウインナーとビールを食し(自転車を返した後です)、ソフトクリームを食べながら次の目的地を考えました。 さすがに翌日の夜まで清里にいてもすることがないので音楽会は遠慮することにして、長野方面へ向かうことに決めました。


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